バイナリーオプションは勝てそうなイメージがありますか？
ギャンブル的な要素があると思いますが、ユーチューブの動画や流れている広告をみると
「俺も案外できそうじゃない？」」と感じると思います。
実際に僕もそうでした。
ただギャンブルとは思っていませんでしたが覚えることは覚えて、仕組みを知れば攻略できるだろうと考えていました。
ここでは僕がバイナリーオプションを初めたときの環境や心境、失敗したことから、同じ痛い目に合わないように最初に気をつけた方が良かったことを紹介します。
目次
バイナリオプションをやりたいと思ったきっかけはパチンコだった。
僕がバイナリーオプションをやろうと思ったのはパチンコよりも効率よく稼げると思ったからでした。
パチンコのスタイルは
- 運任せに一日一つの台を打つのではなくて、チャートの形や大当たりの循環の特徴を見抜いていた
- 平日は昼間は仕事をしているので、夕方からいい台を探した
- 少ない金額で当てることを意識してお座り一発を狙っていた
- 波グラフは上昇して爆発台を優先
ある程度自分の手法が決まった上で、仕事終わりにいい台をしっかりと見極めるようにしていました。
なの19時～10時くらいまでパチンコにいたのに、打った時間が合計30分くらいのときも多かったです。
できればずっと打ちたいけど、打ち続けてても出ない時間と分かっていたので
「今打ったら負ける」と毎回自分に言い聞かせてなんとか自分に制御をかけていました。
でも、パチンコは結構体力を使うんですよね。
やっているときはアドレナリンが出て何とも思わないですが、帰宅すると疲労感がやばい。
（パチンコ好きな人は分かってもらえるはずｗ）
さらに自分が出ないと判断した時間は、椅子に座ったりスマホを触って時間を潰さないと勝てないので
無駄な時間だったので嫌でした。
他にも、服が一瞬でタバコ臭くなるので家に帰ったらすぐ着替えて洗濯しないと臭すぎる。
騒音がでかすぎてイヤホンを付けてないと耳が壊れる気がする。
横の人がタバコを吸っていると煙がこっちに飛んできてかなり迷惑。
これはまじでやめてほしかったです。なので横の人がタバコを吸い始めたと思ったら席を立って、タバコが終わるのを待ってましたｗ
今は禁煙のパチンコ店も多くなってきて改善してきたのかな？
長年通うとなると体にも害があるので環境は最悪でしたね。。
そんなときに出会ったのがバイナリーです。
2チャンネルとか見ていると、ハイかローを判断するだけで簡単な仕組みで始めやすいと何度も広告が出てたので、
これなんだろ？とずっとやってみたいと心のどこかで気になっていました。
パチンコと比較してみると
バイナリーオプションは家にいながらお金を稼げるんじゃない？
と思ったり、環境的にもうっとおしくなくて最高なはずといいことばかりでした。
- 平日で仕事から帰ってきて、ご飯を食べたり家事をしながら取引ができる。
- タバコや騒音の健康被害もなく、周りの人でストレスに感じることがない
- いいエントリーポイントでは一人だけ勝てるのではなく全員が勝てるので被っても問題ない
- チャート分析が好きなので、自分の好きな手法が見つかると思った。
- 服が臭くならない！（タバコは大嫌いなんです。）
YouTubeでトレード手法を探していました。
YouTubeで「バイナリーオプション 勝ち方」で検索を行って一通り目を通してから、チャートで説明してインジケータを使っているものを探していました。
いわゆるテクニカル分析を重点としています。
これはもともとバイナリーオプションはパチンコ同様にギャンブルだとは思っておらず、勉強すれば勝てると思っていたところがありすね。
なのでチャートを分析して、インジケーターがある条件を満たした時にエントリーをするのは
自分の考えにも合っていてブレないトレードができそう！とワクワクでした。
今でも覚えているのは、ボリンジャーバンドの3Σ以上のときの確率です。
内側に戻る確率が約99.7%と言われていますがこれをバイナリーオプションでそのまま使ったら勝率は何％だと思いますか？
実は勝率99％なんてでないんです。
ロウソク足はサイズがバラバラで正規分布ではないけど仮に正規分布と仮定したときの確率みたいなので、そもそも認識自体が違うってことに衝撃を受けました。
こんな知識が大切だと思っていたので勉強して学んだことをトレードで活かすように心がけました。
意識していたことは、ローソク足よりもインジケーターを見て、条件を満たしたらエントリーすることです。
YouTubeで学んだこと以外は使わないように心に決めていました。
僕の考えは初心者の意見になるので、素人よりプロやベテランの意見を参考にしたほうが上達する。負けないためには大切だ。
と考えが強かったですね。
トレード環境は満足なものではなかった
大学の時のノートパソコンを使っていました。
購入して7年くらい経っていたので動作は重くてなかなかMt4が起動しなったことを覚えています。
でも、テレビ画面につないで2画面でチャートとハイローの口座を表示させて、自分なりにチャートを見やすいようにしました。
Wi-Fiもマンションが無料で使えるようにしてくれていたので有線を使っていたので最低限の環境は確保していたんじゃないかと思いますよ。
どんなトレードをしていたの？利益は出た？
実際にやっていた事は、
- MAの短期と中期、長期を使ってトレンドに沿って逆張りエントリー
- RSIとbbを組み合わせてある値に到達したら逆張りエントリー
です。
10こくらい手法を調べましたが、チャートにインジケータを入れて取引する手法は分かりやすくて真似できる物は無料ではこれくらいでした。
やっぱりチャートを表示して取引する姿はかっこいいですよね！
形から入るタイプなのでこれだけで本格的だと満足していました。。
実際に利益が出るとも思っていたのでワクワクでした！
早速1万円入金して、ボーナス5千円もらって合計1.5万円でトレードしました。
一時期2万円までいったので
よっしゃ！と思いながらコツコツやっていきました。
その結果、勝ち負けを何回か繰り返していましたが、口座の残高はちょっとずつ減っていました。
大きな損失は無かったですが、少しずつ目減りしてついに残高はゼロに。
「まあ初めてだし、こんなこともあるさ。次はたぶん大丈夫！」
と根拠もない自信でまた入金をして１万円で再チャレンジ。
いつかは勝てるはずだと、諦めず信じてエントリーを続けました。
その間もRSIやBBの知識をつけようとYouTubeの動画を見て
計算式や意味をノートに書いて学習を繰り返しましたが、その努力も無意味だったようで
結局悔しくもトータルで10万くらい負けです。
会社員なのに1ヶ月無給で朝から晩まで労働したのと同然になってしまいました。
どんなことに気をつけたら良かった？
ここからは、当時を振り返ってこんなことをやればよかった。と過去の自分へ教えたいと思います。
- 勝率を知れ！
- トレーニングをつめ。いきなり実弾は危険
- 無料の情報に騙されるな
- ハイローをしれ（損益分岐点など）
エントリーポイントの勝率は何％なの？損益分岐点は？
やっていたことは分析ではなくただのシグナルに従っていただけでした。
でもそのシグナルは強いの？
そんなことは全くわからずにひたすらエントリーしていました。
ハイローの損益分岐点は勝率が54.05％（ペイアウト1.８５の場合）以上必要ですが、もしかしたら勝率は５０％程度のものだったかもしれません。
戦うなら敵をしれ。
ハイローのことを知らずにバイナリーオプションで稼げるわけがありません。
最低でも損益分岐点を知り、勝率が担保されている状態でエントリーした方が負けたときに納得ができます。
勉強やトレーニングをしていますか？
１週間くらい無料の情報を学んだだけで勝てるなんて考えが甘すぎました。
バイナリーオプションの業者が運営で儲かっている時点で、多くの人が負けているのが事実ですし、
まして適当にエントリーしている人はただのカモですよね。
僕はバイナリーに出会ってから２年が経ちますが、まだ勉強中ですし負けることも連敗することも普通にあります。
その度に反省することが多いです。
1ヶ月必死に働いているからその対価として給料がもらえるのに、少し勉強したからと言ってバイナリーオプションで稼げる訳がありませんよね。
僕みたいにすぐに、楽して利益が出せると思ってる人は実際にやってみて、金を全て失うことで
「やっぱり勝てないじゃん！バイナリーは稼げない。」
と決めつけるんです。
何んでもそうですが、いきなり成果が出ないのは当たり前です。
小さい時に自転車に１回で乗れましたか？
自動車の運転は練習なしで出来ましたか？
何度も練習して日々少しずつ出るようになったと思うんです。
そして、勉強するにしても無料で勝てるノウハウを教えてくれる人がいると思いますか？
なぜ無料にしているかというと、人を集めるためです。
情報商材などはビジネスなので、まずは人に知ってもらうことが必要なのでそのために
みんなが大好きな「無料で教えます！」というセールスをしているんですね。
最近このことを知ったので、無料の情報には限界があるな〜と感じています。
本質的なことを学ぶにはやはり有料がいいなとおもいます。
まとめ
過去にやってしまったバイナリーオプションの失敗は
- 無料で勉強して勝てると思っていた
- ハイローのことを知らずにエントリーしていた
- １週間くらい勉強したら利益が出るものだと思っていた
改めて振り返ってみると、ハイローにとってカモだったな〜と感じています。
今はバイナリーオプションで利益を得るために、
プログラムを勉強して気になるエントリーポイントの勝率を検証していますが、甘くない世界と感じています。
今後も勉強して投資を学ぼうと思います！
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